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<Author: 白居易>
<Title: 琵琶引并序>
<Format: 樂府詩>
<Year: 2011>
<BookName: 白楽天詩選（上）>
<Translator: 川合康三>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 琵琶引（びわいん）　并（なら）びに序（じょ）>
<BookPage: 288-289>
<UsedPage: 2>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
元和十年、予左遷九江郡司馬。
明年秋、送客湓浦口、聞舟船中夜彈琵琶者。
聽其音、錚錚然有京都聲。
問其人、本長安倡女、嘗學琵琶於穆・曹二善才。
年長色衰、委身爲賈人婦。
遂命酒、使快彈數曲。
曲罷㦖然、自敘少小時歡樂事、今漂淪憔悴、轉徙於江湖間。
予出官二年、恬然自安、感斯人言、是夕始覺有遷謫意。
因爲長句、歌以贈之。
凡六百一十六言、命曰琵琶行。
<End Poem>
<Translation>
元和十年、わたしは九江郡の司馬に左遷された。次の年の秋、客人を溢浦口に見送ったおり、舟のなかから夜、琵琶を奏でているのが聞こえてきた。その音色に耳を傾けて しょうぎ みると、鍛錚とした都の音である。弾いている人を尋ねてみると、もとは長安の倡妓で、穆・曹二人の名人について琵琶を学んだこともあった、年長けて色香衰え、商人に身をゆだねてその嫁になったという。そこで酒を命じ、数曲を心ゆくまで弾かせた。弾き終 わって悲しげに沈黙したあと、若い時の楽しかったこと、今は漂泊してやつれ果て、江湖のあたりに転々としていることを自分から語った。わたしは都を出て田舎の官として二年、穏やかな気分で満足していたが、この人の言葉に心を動かされ、今夕はじめて流謫の悲哀が湧き起こった。そこで七言歌行を作って彼女に贈る。なべて六百十六字、名づけて「琵琶行」という。
<End Translation>